「自習」こそが自分を成長させる!
2024年09月05日 15:58
小6~中2の生徒たちに、「自習」について話をしたので、ご紹介します。
みんなは、部活や習い事で「自主練」ってしたことある?
(何人かの生徒がうんうんとうなずく)
実は、「自主練」とか「自習」って、めちゃめちゃ自分を成長させるって、知ってた?
(うんとうなずく)
それには、大きく2つの理由があると思うんだ。
1つ目は、「量」が増えるよね。
全体の練習や授業とは別に、「自主練」や「自習」をする訳だから、
単純に他の人よりたくさん練習・学習することになる。
これだけで、すごいことだよね。
でも、「自主練」や「自習」のすごさは、それだけじゃないんだ。
2つ目は、「質」に関することなんだ。
実は、「自主練」や「自習」をすると、「目的意識」が磨かれるんだ。
わかるかい?
(生徒が首をかしげる)
もう少し分かりやすく説明しよう。
「自主練」や「自習」は、自ら進んでやるわけだから、
わざわざ「自分にとって無駄なこと」をやる人はいないよね?
きっと「自分にとって意味のあること」をやると思うんだ。
例えば、「自分の好きな課題」や「自分の苦手な課題」をするんじゃないかな?
「自分の好きな課題」をやればやるほど、「自分の強みがますます伸びる」でしょ!?
「自分の苦手な課題」をやればやるほど、「自分の弱点をどんどん克服する」でしょ!?
こういう風に、「自主練」や「自習」を通じて、自分の長所や短所について考えながら課題をやるようになる。
その結果、「何のためにやるか」を考える習慣がつくようになる。
この「何のためにやるか」という意識のことを、「目的意識」といいます。
だから、「自主練」や「自習」をすればするほど、「目的意識」が磨かれていくのです。
この「目的意識」について、もう少し詳しく説明しよう。
実は、「目的意識」というコインの裏面には、「注意点」がある。
「何のために練習・学習をするか」よ~く考えると、自ずとその課題の「注意点」が明確になってくる。
あるポイントを外すと、目的を達成できなくなる、ということが分かってくる。
そのポイントというのが、「注意点」のことだよね。
「何のためにやるのか」を考えれば考えるほど、「何に注意してやるか」が明確になるということだね。
つまり、「目的意識」と「注意点」は、表裏一体だということ。
だから、「目的意識」の高い生徒は、「注意点」をとても大切に練習・学習しているんだよ。
このように「自主練」や「自習」を通じて、「目的意識の感度が磨かれた」生徒は、全体練習や授業でも、力を伸ばすことができるんだ。
みんなは、練習や授業でこんなことを感じたことはないかい?
「この練習何の意味があるんだよ?」
「この課題、ムダじゃね?」
(うんうん、あるある)
きっとコーチや先生はその練習や授業の「目的」を話しているはずなんだけど、
生徒に全然伝わってないときって、結構あるよね(笑)。
そんな時は、やっぱり全然成長できないと思うんだ。
だけど、「目的意識を磨いている」生徒なら、授業の「目的」をちゃんと読み取ることができる。
さらに言えば、自分なりの「目的」や「注意点を」設定することさえできるんだ。
だから、みんなと同じ練習や授業を受けていても、他の人よりも何倍も効果的な練習・学習をしていて、
その結果、圧倒的に成長していくんだ。
実は、「一流」とか、「超一流」とか言われている人は、こういうことをやっているんだ。
みんなも「自習」する時は、いろいろチャレンジしてみてね。
(目を輝かせて、うんうんとうなずく)
「それでは、授業を始めるぞ!」
と言って、私は授業を始めたのでした。
おわり
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